2008-01-01から1年間の記事一覧

パコと魔法の絵本

現代のファンタジーは、夢も勇気も愛も正義も強さも簡単じゃないんやー。そりゃそうやんね、現実世界もとっても複雑。仕事一筋に生きてたのに病気で居場所がなくなったオオヌキとか、子役イメージから抜け出られず苦しむ室町くんとか、ファンタジーの中によ…

東京タワー

東京タワー大好き。歩きとかチャリで、角を曲がって急に東京タワーが見えるとテンション上がる。うちの近くは東京タワーがあっちこっちから見えて嬉しいなぁ。昔で言ったら「富士山が見えた!」ってこういう感じやったんかな?あちこちにある富士見坂みたい…

三沢厚彦「ANIMALS」展

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急遽誘ったOさんと。動物園に行ったみたいで単純に楽しかった。いや違うかな、動物園というには人間くさい彫刻たち。白クマなんて、赤ちゃんがバランスを保ちながらヨロヨロ立ってポーズしてるみたいやったもんな、ちょっと抱きつきたくなる。 デパート内の…

混浴温泉世界

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別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」のフライヤーをあちこちで見かけるようになった。これってJCDNの活動やってんや〜。JCDNは、6〜7年前からゆるやかに興味ありつつ、おっかけきれずにいる。どう考えても絶対にニッチなところでやってる活動の…

HERMANN NITSCH ヘルマン・ニッチ

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山本現代にて。周りの人の間でやたらと話題になってて、みんなドキドキした顔をしながら「あそこまで徹底されたら、むしろ焼き肉でも食べたくなりますね」と話してた。とにかくすごいんやろうと思って行ってみたら、やっぱりすごかった。でも私は苦手。。。…

人の死とネットの私

一昨日、お通夜に参列させていただいた。もう一生会えないわけで、それを自分に知らしめる。悲しみの中にいても日々は過ぎて、おなかはへるし眠くもなる。そういう自分をやっぱり後ろめたく思うのがリアルの私。 不謹慎というか変な話やけど、マイミクについ…

人の死

昨夜、Mさんが急死されたという連絡を受けた。頭が真っ白になった。 なんで?と、何回考えても頭がぼーっとする。21歳やん、デビュー直前やん、ブログの中ではあんなにキラキラしてたやん?なんで死ななあかんのよ。なんで死んじゃうのよ、とまた子どもみた…

高松塚古墳 解体秘話

今日は飛鳥に行った。たぶん中学校の遠足以来。なんて美しい場所やろうかと思った。写真をたくさん撮ったのでアップしてみよう。こちらの用事が本来やった。記事はならブに書いてみました。

田中一村展ー原初へのまなざしー

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ファンの田中一村の絵が万葉文化館に来る!というので、嬉しくて見に行く。思っていたよりもずっと柔らかい絵やった。今まで印刷しか見たことがなかったので、アクリルなどの画材で強い色を出しているのかと思ってた。いやー、美しい!ほんまきれい。 絵が紙…

ならブ リニューアル

約2年間ほったらかしていた「ならブ」をアメブロにお引っ越ししてリニューアルしました。 SEIYUびぼうろくを書き始めたのが確か2004年(過去のは下ろしてしまったので年度がすぐに分からない・・・)。途中から奈良の話題だけを切り離して「ならブ」にして…

クローズアップ現代 貧困ビジネス

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低所得者をターゲットにしたビジネスの実態。…というようなきれいな言葉で語れるものじゃなく、ちょっと社会としてシャレにならない話題やった。 マンガ喫茶を住所にした住民票発行、ゼロゼロ物件を賃貸住宅ではなく鍵の貸し出しとして契約する仕組みなんか…

不当逮捕 (講談社文庫)(本田靖春 著)

戦後、読売社会部の名物記者が検事の汚職をスクープして“不当逮捕“された事件を巡るドキュメント。名物記者となるまでの華々しい活躍と逮捕に至るまでの経緯、事件を巡る世間での扱い、記者職のプライドなどから、立体的に時代が浮き彫りにされていく。 新聞…

クリスマスのフラワーアレンジメント

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Iちゃんのお誘いで、クローズドのフラワーアレンジメントデモに参加。お花のアーティスト(デザイナー)のG氏が、クリスマスをイメージした花のアレンジを次々披露。いやすごかった。今回のテーマは白ということで、使うのは白い花と緑の葉のみ。ポインセチ…

高速バスのシステム

あまりにもイケテナイと思うので珍しくダメ出しを書こうっと。「高速バスネット」のシステムは大変大変よろしくないと思う。苦情受付の連絡先を探して文句を送ってやろうとは思うけど、本当にイラっとする。まったく(怒)! システムを作る時に「使うシーン…

理系思考(元村有希子 著)

毎日新聞科学環境部は「理系白書」以来気になる存在。読み進めるうちに、理系の良さのポイントがちょっと自分の中で見つかった。 村丸ごと生活博物館のことを知ってテンション上がる!これおもろい! そういえば「理系の人々」も「理系クン」も、とってもよ…

再婚生活(山本文緒 著)

本を読んで、これほどリアルにうつ病の症状を想像できたことはなかったかも。睡眠などなど、生理的なことがコントロールできないって一番辛いよな。生理的なことなので、不安の量は減らせない。自分で気持ちを落ち着けなきゃと思っても変えられへんもんね。…

「白」原研哉展

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gggにて。個人的に、人生の要所要所で原研哉氏に導かれている気がする。原さんのデザインや言葉を通して世界が一気に広がる。現代を強烈に意識させつつも、未来につながっていく感じがしてすごい。 ししおどし、TOKYO FIBERにクラクラしつつ、いろんなことが…

日本の文房具

コクヨの新しいペン(ビートルティップ)のニュース発見。きゃーすごい。一本で太線、細線、二重線を書けるんやって。すごいわー。 いつかブログに書こうと思ってたけど、日本の文房具が大好きです。おしゃれ文房具屋さんに行くと必ず外国のボールペンばっか…

オープンハウスマーケット

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新中野の昭和建築にて、招待制のイベント。あれがイベントとして成り立つことにとってもびっくりした。なんやなんや!?Kさんの「フリーマーケット経済」という言葉について考え込む。謎の居酒屋フレンチ&新宿三丁目でおしゃべりの夜。

西尾康之「健康優良児」展

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Nadiffにて。そっかぁ、日本の女性は強いんやな〜と、いうのが第一印象。たくましいなー、モデルにはなりたくないなー。西尾さんから見える女性って・・・。でも、あの迫力は大好き。

白金台のブックオフ

ブックオフって、誰がなんと言おうとすごい存在になってるんやなぁ。自由が丘に“きれいなブックオフ”ができた時は、確かまだ実験店というような語られ方やった気がする。でも、きれいなブックオフは次々に出てきて、最近は渋谷の元パルコの場所にもできた。 …

なんくるない(よしもとばなな 著)

ばななさんは優しいな。世の中と折り合いをつけられない人を見つめる視線が本当に優しい。昔の作品では、そういう人たちがもっと繊細な感じで、自分の世界を守るために世界ときっぱり距離を取ってた感じがする。最近の小説は、ちゃんと日常生活を送っていて…

沖で待つ(絲山秋子 著)

絲山さんの本で未読なのは、あと1冊になってしまった。悲しい。本腰の入った投げやり感が今の気分に合って心地よい。 いつだかTちゃんが「アンニュイって若いじゃない?」と言っていた。感覚的な言い方やけど“アンニュイ”は、期限付きのやるせなさ。いつか抜…

無銭優雅(山田詠美 著)

この本こそTさんと語り合いたかった。楽しさを求めるっちゃ求めるのよ、文句ある?という感じの腹の決まった感じが、山田詠美さんにしか書けない言葉で次々に!思わずメモ。華があるなぁ、すごいわ!

白菜のなぞ (平凡社ライブラリーOffシリーズ)(板倉聖宣 著)

白菜って日本ではいつの時代から食べてるの?というのが、著者の最初の素朴な疑問。その謎解きの本のはずが、日本の農業の歴史を語り、生物と種の話に広がっていく。衣食住の身近なものの中にサイエンスを見つけ出すってこういうことか!と納得。 白菜を育て…

国分寺にて

国分寺へ遠征。Qさんの手作りランチをごちそうになるのだ!と鼻息荒くおじゃましたら、相変わらず愛情たっぷりに受け入れてくれた。 私スペシャル(私をイメージして作ってくれた)の手作りパンをいただいたり!そしてお散歩に出かけたら、さりげなく手作り…

自由が丘にて

Hさんと久々久々久々に。彼女からのお誘いなら、私は世界のどこにでも参ります!というくらい大好きな人。相変わらず仕事で頑張っていて、ちょっとやりきれない仕打ちにもあってた。やっぱ大人はつまらないやんけ。年下と一緒に仕事をすることについて話し合…

熊澤未来子「謎の世界へ」

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破滅に向かうのって、ある瞬間を超えると楽しい。そのエネルギーを圧倒的に感じる絵やった。 線の緻密さは、石田徹也氏を思い起こす。でも、石田氏は世間と自分の感覚のずれを自画像で表して、自分を責めて傷つけているように見えるのに対し、熊澤さんは突き…

スモールトーク (角川文庫)

人生で大きなイベントが一段落。ビール飲んで、夜更かしして、しばらく遠ざけていた小説を読もうと決意していた。 というわけで絲山さん。おもしろい〜! 車好きの女性主人公のところに、15年前に別れた男がカッコいい車に乗って何度も何度も現れる。しかも…

爆笑問題のニッポンの教養

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噂のペイリン氏の眼鏡をデザインした川崎和男氏。デザイナーさんの物の見方っていつも面白い。川崎氏は、自身の美学を数学で説明してるんやな。実際はどうか分からんけど、ワクワクするね〜。多方面で活動していて、医学分野にまで口を出せる工学デザイナー…