パコと魔法の絵本

現代のファンタジーは、夢も勇気も愛も正義も強さも簡単じゃないんやー。そりゃそうやんね、現実世界もとっても複雑。仕事一筋に生きてたのに病気で居場所がなくなったオオヌキとか、子役イメージから抜け出られず苦しむ室町くんとか、ファンタジーの中によぅそんな生々しい設定出すわと最初びっくり。でも、子どもだましはやっぱりアカンというか、子どもが見る作品でも誠実に手をかけて手をかけて本気で作るエンターテイメントってああいうことなんやな、と堪能。


涙を止めるにはどうしたらいいんだ、のやり取りにぐっときてたら謎の阿部サダヲが登場して笑わせてくれたり、笑って泣いて大変やった。今見て良かった、すすめてくれたKどの、ありがとー


そういや新宿ピカデリーはきれいやったなぁ。明るくて白い建物なので、泣き顔で出てくるとちょっと困ったけど。。。