2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ミシマ社の本屋さん

選ばれた本たちが集まっている本屋さん。今の時代を感じさせる、同時代だからこそ関心を持つ、あらゆるジャンル。冊数は少ないのに目配り良い。何かの趣味に閉ざされた感じはないからとても心地よい刺激。城陽市の場所がまた、なんとも言えず気持ちいい。

町のかたち、土地の記憶

仕事で芦屋へ。阪神からJRまで歩いてみて、町の雰囲気が気に入る。川と山に形づくられた町のかたちが良い。そういえばミシマ社城陽のある久津川の東側も良い感じやった。土地の記憶に敏感でありたい。

刺激をうける

一年ぶりに時間に余裕ができた。ぐるぐるいろんなものを見ていたら、気になるもの、会いたい人がたくさん見つかった。同世代やちょっと上のお兄さん世代には、素敵な人がいっぱいいるんやなぁ。それぞれのお考えが、文章と画像でくっきり伝わってくる。その…

長谷川一郎 Daydream beaver

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ギャラリーデン南山城村にて。長谷川一郎さんの絵がきれい。葉群が心に残る。初夏に陽に当たった葉がキラキラして、葉の影まで一枚一枚くっきり見えている感じを思い浮かべて、絵に引き込まれる。木の形もきれい。作家さんが、絵の中の人工物のことを説明し…

朝鮮の美術-祈りと自然-

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大和文華館の飛天さま。すっと上の方に伸びるたたずまいに、はっとする。小さくて、きれいな金工品。何かの飾りに使われていたのかな。お顔まわりや全体のつくりは素朴で、凝った装飾がなく、要所要所に細い針金をひねった数字の8みたいな飾りがたくさんつ…

現代アートが好き

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現代アートが好き。少しおぞましい部分も含めて、エネルギーのある作品が好き。絵や写真、彫刻、空間全体の前に立った時に圧倒されるなにものかが好き。現代アートと美術の違いをよく質問されるけど、そんなことは私には分からない。美術の価値、文化の価値…

男はつらいよ 寅次郎物語

男はつらいよ第39作、寅次郎物語。紀伊半島が舞台。金峯山寺のシーンで、若き日の田中利典総長が出ているというので見る。寅さん初見、めっちゃいい映画やった。映る吉野川や仁王門を見て嬉しくなる。最初のシーンにいきなり涙。どこから、なぜ、誰のつなが…

お坊さんのこと

お坊さんは公職なのだと思う。言葉、行動すべてが人に見られている。葬式仏教とか、戒名で稼いでナントカと悪くいうけど、そんなの、ある一定の年齢層の人たちが作り上げたイメージにすぎない。同世代のお坊さんたちが、生きることに正直に向かっている姿を…

組織のこと

役所関係の人が言う「トップダウン」に違和感を感じる。もちろん、企業なら、組織としてトップの決めたことを実現する動きは必要。トップは、トラブル解決とか、負の出来事を引き受ける責任を持った上で決断をする。決断するために、日々情報や人脈やカンや…

奈良の色

奈良と東京の大きな違いは、色。東京で好んで着ていた服が、ことごとく似合わない。毒々しいきつさがあるように感じてしまう。同じ国とは思えないくらい、何か空気の色が違うみたい。奈良は万葉の色のまま、文化がとどまっている。