2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚式

しばらく会えていなかった友達から、結婚するというメールをもらった。結婚式にぜひ、とのことでとても嬉しい。女友達はみんな、会いたいと思ってもなかなか会えない。独身、既婚、子育て中(一人目、二人目、三人目)などそれぞれ生活スタイルがあまりに違…

指の動き

カメラマンの友人Cちゃんは、指先の動きがすごく美しい人。手先がきれい。見ていると、普段の生活の中で指を五本ともたくさん使っている気がする。ちょっと袋とか紙を折る時に、引き寄せたり、指に力を込めて押さえたり。ナイフとフォークを使う時にも、お皿…

リアル体験とバーチャル体験

美を感じるためには、実際体験が必要・・・と前に書いたけれど、バーチャル体験はどうなんやろう。技術の力で、リアル世界と同じくらい生々しい3次元を体験できる現代。バーチャルな体験は、美を感じる感覚につながるんやろうか。っていうか、2次元でも3…

女性の髪

女のくせに髪の毛にあまり構っていない私、、、と思ってたけど、やっぱり髪に執着はあるんやなぁと思った。美容院で前髪を切って、なんとなく喪失感でショックを受けたり。最近は、初めて白髪を発見。櫛にからまった一本の髪が半分白かった。肝が冷えるとい…

宇多田ヒカルと同世代を考える

NHKで宇多田ヒカルの特別番組を見る。「自分で自分の面倒をみられるようになりたい」という彼女の言葉が心に残る。彼女が気持ちを固めた頃のブログにも書いていた言葉。普通の人ができる普通のことをできるようになるための”人間宣言”。彼女の言動って、昔の…

春の言葉

私が育った奈良では、お水取りが終わると春が来ると言ってた。お水取りは、季節に由来した神事じゃないけれども(例えばお田植えとか収穫祭とか)、肌感覚としてお水取りの前後に季節が変わるのは本当。先日、石川県では桜色の鯛があがれば春がくると聞いた…

実際経験がなければ美が分からない

竹の絵をたくさん見る機会に恵まれた。水墨画の主題として、中国でも日本でも、数多くの竹が描かれている。たくさん見れば見るほど、竹はなんて美しいのだろうと思うようになった。一本の竹、竹林、梅やいろいろなものと組み合わせた竹、どれもかっこいい。…

音楽を考える

年末に中島みゆきの「地上の星」を大音量で流している街宣車に何度か出会った。ニュースにもなったらしい播磨屋のトレーラー。周りの音が何も聞こえないような大音量で、ちょっとただならない感じやった。思想、表現方法、いろいろ疑問はあるけれども、それ…

口元と照れ笑いを考える

映画「誰も知らない」の中で、主人公役の柳楽くんがお金を借りに行くシーンがずっと心に残ってた。兄弟を代表して、切羽詰まって生活費を借りに行く。男と男の対面、みたいな緊張感のシーンなのにへらっと笑ってしまって「何をにやけてるんだ」とどつかれて…

坂口安吾『白痴』

坂口安吾『白痴』を再読。主人公の白痴の娘が誰の子供か分からない子を孕んでいる、という冒頭のさりげない一文と、娘が家に来て「好きだから隠してくれると思った」という内容のことをぶつぶつ言うあたりにびっくりする。なんとおおらかな、というのが率直…