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ハジメテン

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初めて生ハジメテン。バブル世代の遺産みたいな町で、洒落たビルのオープンカフェわきの会場。入ってみたら、あまりの空気の違いに最初ちょっと戸惑って、だんだん超楽しくなった。アホやなーっていうのが直感的な感想やけど、よく見てたら、わざとアホなこ…

荒木経惟「センチメンタルな空」

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ラットホールへ。空の写真のスライドショーを前に、動けなくなる。生きて、撮り続けて、空や人を見続けている荒木さんの写真たち。空の写真にうつっているのは龍なのか、女神なのか、単なる空なのか、思い出なのか、見ているこちらが一気にどこかの世界に連…

奈良美智:君や僕にちょっと似ている

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奈良さんの個展へ。今、同時代に生きていること、それから奈良さんの作品を見続けられることを幸せに思う。マイベストを決めなくちゃいけないとしたらIn the Milky Lake あぁでも真夜中の巡礼の彫刻も好きやし、レトロな額縁の小さいのも良かったし、寝てる…

KATAGAMI Style展

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KATAGAMI Style 膨大な数の型紙!花鳥風月、吉祥文様。日本の意匠は豊かやと思う。特に格子など、シンプルな直線の作る文様が、緻密で、細やかで、なのになぜかゆったりしている。ゆったりしているのは、大事なことやと思う。日常の美の中に、洗練の厳しさは…

長谷川一郎 Daydream beaver

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ギャラリーデン南山城村にて。長谷川一郎さんの絵がきれい。葉群が心に残る。初夏に陽に当たった葉がキラキラして、葉の影まで一枚一枚くっきり見えている感じを思い浮かべて、絵に引き込まれる。木の形もきれい。作家さんが、絵の中の人工物のことを説明し…

朝鮮の美術-祈りと自然-

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大和文華館の飛天さま。すっと上の方に伸びるたたずまいに、はっとする。小さくて、きれいな金工品。何かの飾りに使われていたのかな。お顔まわりや全体のつくりは素朴で、凝った装飾がなく、要所要所に細い針金をひねった数字の8みたいな飾りがたくさんつ…

現代アートが好き

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現代アートが好き。少しおぞましい部分も含めて、エネルギーのある作品が好き。絵や写真、彫刻、空間全体の前に立った時に圧倒されるなにものかが好き。現代アートと美術の違いをよく質問されるけど、そんなことは私には分からない。美術の価値、文化の価値…

ドナルド・キーン展

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北区飛鳥山博物館にて。たくさん仕事をした人のことを考える時は、いつ誰と会っていたか、それに尽きる。と、師匠の言葉に納得。三島由紀夫、川端康成、いろんな人の影響を目の当たりにして、時代感覚が分かってくる。師匠とお散歩しながら里見八犬伝の話を…

美しさを考える1

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文章、小説、絵、彫刻、音楽、映像、建築、自然、科学、人、あらゆるところに美しさがあって、私はいつでも美しいものに救われている。美しさは人それぞれの感覚なので、何を美しいと考えるのか、それは私の好みによるけど。美しいものを生み出す人を心から…

名作は陽性

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現代アートコレクターの高橋龍太郎先生は、以前にトークイベントで、名作は陽性のものだという内容のことを言っておられた。どんなに狂気を孕んだものでも、病的なものは、時代を超えて愛されることはない。

草間彌生さんとピュア

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ワタリウムの草間彌生展に行く。昔の映像を見ながら、ピュアってこういうことかと思う。草間さんはパーティの中心、パフォーマンスの中心にいて、カメラに映っていることを明らかに意識しているのに媚びた感じが一切ない。美は狂気と紙一重かもしれないけれ…

田名網敬一 KANNOOON展

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ナンヅカアンダーグラウンドにて。入り口に立つと44体の仏像(と呼んでいいのか?)に迎えられる。サイケデリックな色あい。涙流しているし、頭の上にのっかってるものは意味が分からないし、なんじゃこりゃ〜と思うけれども、ちょっと大阪の一心寺を思い出…

三瀬夏之介 冬の夏展

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佐藤美術館にて。「No Borderー「日本画」から/「日本画」へ」以来のファン。以前見た時に、壁全体から、うわーっと何かが迫ってくる感じがした。今回もお部屋全体に広がる三瀬ワールド。5年がかりで描き続けている絵だそうで、本当に壁一面に世界が広がっ…

うつゆみこ個展 「はこぶねのそと」

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G/Pギャラリーにて。おぉ〜日本人ばなれしてる!海外の雑誌で評価されるのって分かる気がする。ヘンな写真〜面白い!Psychologyあたりにも出てきそう。エロいようやけど、個人的にはエロくないと思った。カラッとしてて突き放してて。ああいう世界は女性にし…

棚田康司展 「結ぶ少女」

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ミヅマアートギャラリーにて。私が今までに思っていた棚田さんの作品イメージとちょっと違ってた。これまでよりちょっとだけ自信がある感じ。つやつやの唇に目をうばわれる。個人的に人の感情は口元に表れると思っているので、あんなに微笑んだ口元を見ると…

原研哉デザイン展「本」 ―― 友人、原田宗典がモノ書きだったおかげで。

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武蔵野市立吉祥寺美術館にて。ひや〜かっこいい!高校来の憧れの人。展示室全体の凛とした、それでもとっつきやすい清々しい美しさにクラクラする。やっぱファンです。思考の過程をあれほど正確な言葉で表せるってすごいことやと思う。本業はデザイナーやの…

パイパー

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NODA・MAPのお芝居を生まれて初めて見られるというので、勇んで行く。宮沢りえ、きれい〜!なんて美しい。お芝居は全然見慣れないので素人目やけど、あれが演技が上手ということやろうと思う。せりふのないシーンでの動きに目を奪われる。パイパーに羽交締め…

仏間でクリスマス展

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YUKARI ART CONTEMPORARYにて。あまりにもキャッチーなタイトルなので、すごく楽しみに行ってみた。造形はつやつやしてきれいやと思う。でもまぁ、私はあまりにも本物の仏像を見慣れ過ぎているので、、、なんともコメントできませんっす。

オノ・ヨーコ個展「Colours of the Globe」

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ギャラリー360°にて。今回の作品は、白い地球儀と5色のペンが用意されていて、参加者が地球のどこかに思いをはせながら、その場所にメッセージを書きこむというもの。彼女が何十年も前から発表し続けてきたインタラクティブアートの手法で、作品自体は彼女…

青木美歌 飛ぶための準備

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三信ビル跡「日比谷パティオ」のPATIO×ARTコンテナにて。うーん、やっぱり展示の仕方ってすごく大事なんやなぁと思ってしまった。青木美歌さんの作品はガラスなので、作品の向こう側に凸凹のコンテナの壁が見えちゃうと興ざめ。作品自体は美しいのにもったい…

蜷川実花展ー地上の花、天上の色ー

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ああ、この人は写真を撮ってるんじゃなくて世界を作ってるんや〜と実感。一枚一枚の写真だけでは意味がなくて、部屋中にニナミカワールドが敷き詰められてやっと安心する。昔、彼女の写真の青を見て水を感じてたけど、そういえば実際には自然の中にあの青色…

蜷川実花 GIFT展

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オペラシティの個展にはまだ行ってないのに、先にGIFT展に行ってしまった。こちらは個展のオマケみたいなもんやろうに。。。Nadiffならではの企画やんねぇ、グッズを買いたくなった。紫のバラのカットソー欲しい。

山本竜基「私心景」展

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ミヅマアクションにて。山本竜基氏の絵、すんごい好き。・・・というか、好きと朗らかに言われへんけど、絶対に目をそらしちゃいけないような力に引きつけられる。心ざわざわ。前回個展の「千の自画像」の時に、この人は大丈夫やろうかと母性本能になんかき…

日経日本画大賞展

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ニューオータニ美術館にて。大賞をとった岡村桂三郎氏の「獅子」を見たかった。うひゃー、やっぱすげ。絵というよりも、舞台装置とか壁みたいな感じ。岡村さんのあのゴリゴリした感じは他では得がたく、とても好き。 他のでは、町田久美さんのが相変わらず恐…

三沢厚彦「ANIMALS」展

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急遽誘ったOさんと。動物園に行ったみたいで単純に楽しかった。いや違うかな、動物園というには人間くさい彫刻たち。白クマなんて、赤ちゃんがバランスを保ちながらヨロヨロ立ってポーズしてるみたいやったもんな、ちょっと抱きつきたくなる。 デパート内の…

混浴温泉世界

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別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」のフライヤーをあちこちで見かけるようになった。これってJCDNの活動やってんや〜。JCDNは、6〜7年前からゆるやかに興味ありつつ、おっかけきれずにいる。どう考えても絶対にニッチなところでやってる活動の…

HERMANN NITSCH ヘルマン・ニッチ

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山本現代にて。周りの人の間でやたらと話題になってて、みんなドキドキした顔をしながら「あそこまで徹底されたら、むしろ焼き肉でも食べたくなりますね」と話してた。とにかくすごいんやろうと思って行ってみたら、やっぱりすごかった。でも私は苦手。。。…

田中一村展ー原初へのまなざしー

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ファンの田中一村の絵が万葉文化館に来る!というので、嬉しくて見に行く。思っていたよりもずっと柔らかい絵やった。今まで印刷しか見たことがなかったので、アクリルなどの画材で強い色を出しているのかと思ってた。いやー、美しい!ほんまきれい。 絵が紙…

クリスマスのフラワーアレンジメント

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Iちゃんのお誘いで、クローズドのフラワーアレンジメントデモに参加。お花のアーティスト(デザイナー)のG氏が、クリスマスをイメージした花のアレンジを次々披露。いやすごかった。今回のテーマは白ということで、使うのは白い花と緑の葉のみ。ポインセチ…

「白」原研哉展

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gggにて。個人的に、人生の要所要所で原研哉氏に導かれている気がする。原さんのデザインや言葉を通して世界が一気に広がる。現代を強烈に意識させつつも、未来につながっていく感じがしてすごい。 ししおどし、TOKYO FIBERにクラクラしつつ、いろんなことが…