原研哉デザイン展「本」 ―― 友人、原田宗典がモノ書きだったおかげで。

武蔵野市立吉祥寺美術館にて。ひや〜かっこいい!高校来の憧れの人。展示室全体の凛とした、それでもとっつきやすい清々しい美しさにクラクラする。やっぱファンです。思考の過程をあれほど正確な言葉で表せるってすごいことやと思う。本業はデザイナーやのに。


丁寧なキュレーションに感謝という言葉にグッとくる。一度完成した作品を組み替えて別の作品を作るってどれだけ大変か、別物として生まれ変わるのはどれだけ面白いか、をよく分かっている方なのやなと思う。作品集について「デザイナーが作る本にしたい」という言葉があったけど。


改めて氏がデザインしたものを追いかけてみて、活動範囲の広さに再びくらくら。プロダクト、エディトリアル、繊維、それから場所とか情報も美しくデザインしてきた。彼が再発見して、新たに作り出した価値はたくさんある。正にデザイナーなんやな。


夜はTちゃん&兄さまと。私の想像を軽々超える素晴らしいお遊び。楽しいな〜 ”田中一光の茶会”と心の中で呼ぶことにしようっと。よくあんな会に私が入れてもらえるよなぁと感謝でっす。