雑巾絞り

最近、仕事で毎週雑巾がけをする。バケツに水を汲んで、時々雑巾をゆすぎながら拭き掃除。床に水をこぼさないで雑巾をきれいにするには、バケツに入れる水が多すぎても少なすぎてもだめで、適量にしなくちゃいけない。バケツの中で手でもみこむように汚れを落とし、洗った雑巾はねじって絞る。

そういう一連の動作が、最初なんだか新鮮やった。バケツに水を汲んで雑巾を洗うなんて、小学校の時以来ちゃうかと思う。

糊付けや針仕事も頼まれる。糊付けに使うのは、ヤマトのり。あの、黄色のチューブみたいなのに入った白濁したやつ。木の箱に紙をはりつけるなら、ヤマトのりがいいらしい。ぴったりついて、何年ももつ。

こういうことって絶対におろそかにしてはいけない気がする。少なくとも社会人になってからの約10年間、パソコン仕事ばっかりでほぼこういうことをやっていなかった。今さら人に聞けないような基本的なこと、ちゃんと教えてもらう機会があって良かった。

それにしても、雑巾絞りも糊付けも、小学校の時って基礎的なことを教えてもらってるんやなと思う。