ヒットのこと

ブログ炎上的なことに関わった一週間。雑な感想やけどミリオンセラーが生まれる時ってこういう感じなんやろうと思った。中身が良いか、愛のある企画か、企画を実現するために愛のある仕事をしたか、そういうことは一切関係なし。

言ってみれば路上の野次馬と同じように、なんとなく人が集まっているところにはなんとなく集まってくるもので。そこに理由はない。そして人が集まれば祭りの熱気みたいなものが生まれるので、中身と全然別に「なんかすげー」と話題になる。そういうもんなんやなと思った。

以前にミリオンのヒットを飛ばした編集者が、次の本を手がけた時にありとあらゆる手段を使ったのに30万部にしかできなかったっていう話を聞いた。ミリオンは作れないと言ってた。つまりはタイミングとか何か、本当に作ることができない何者かによってミリオンは生まれるっていう意味やと思う。

そういうことを目の当たりにした一週間。たぶんそういうことを勉強しなさいっていう時期やったのやろう。と思う。