いろいろ

まひるの月を追いかけて」恩田陸著 奈良舞台!なんか紙芝居かなにか見てるみたいやった。目の前の世界に近づいたらハイ次のページ!みたいな感じ。ふわふわ。手ごたえなくて不安な怖さがうまい。途中の童話がめっちゃ切なかった。

「号泣する準備はできていた」江国香織著 彼女の書く女性はなんというか別世界の素敵さよな。普通に不器用に生きて傷だらけになりながら前向く感じとかがない。現実世界のお話のはずやのにね。

「ハイスクールパニック」S・キング著 ミステリの編集さんに激すすめられてたのに読みかけてほったらかしてた本。はじめは世界についていかれへんかった。アメリカってあんなんなんかなぁ。でも好きな人はめっちゃ好きやと思う。おそろしいスピード感で読むと良い感じ。